2017年4月1日土曜日

『GPIF 世界最大の機関投資家』 小幡績

小幡績氏の『GPIF』を今さらながら読んだけれど、意外ときちんと書かれていていろいろと参考になる。

GPIFの基本ポートフォリオの考え方

平成16年財政再計算における経済前提
・賃金上昇率 2.1%
・物価上昇率 1.0%
・運用利回り 3.2%

これに対し
・名目長期金利 3.0%
・分散投資効果 0.2%


年金のオーナーである国民が、どこまでリスクを許容するのか、これまで何も議論してこなかった。
「これがGPIFの最大の弱点であり、欠陥なのです。そして、現在のGPIF改革にもっとも欠けていることなのです」

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