2009年8月24日月曜日

ICSの講義ノート

社内の勉強会用にBlack-Scholes-Mertonモデルを復習。本多先生の「ファイナンス理論の基礎」と中村先生の「コンピュテーショナル・ファイナンス」の講義ノートを1年ぶりに読み返す。当時はさっぱり分からなかったのが、今見ると結構すらすら頭に入ってくる。ああ、そうだったのか、という感じです。両方ともかなり丁寧に作ってあることが今になって分かる。ギルサノフの定理を使ってリスク中立測度に変換、リスク中立測度ではドリフトがリスクフリー・レートと等しくなる。株価の期待値の割引現在価値が行使価格の割引現在価値を上回る範囲で積分する。平方完成で正規分布の分布関数となるが平均が少しずれる、などなど。

この2科目に限らず、ICSの講義ノートはどれもクオリティが高くて、一生の宝物という感じですな。

そうこうするうちに、8月も終わってしまう。あと3ヶ月しかない!!。そろそろ例のやつを本格的に準備しないと。

ダフィー、シングルトンの「クレジット・リスク」は安く買えそうだ。重川の「確率解析」も欲しいが、買っても読む暇がないのは分かっている。

0 件のコメント: