上原ひろみのピアノは圧倒的だった。繊細でダイナミック。
レコーディング・ライブだったので、録り直しのため”チルドレンズ・イン・ザ・サマー”や”CAPE COD CHIPS”、”ラーメンたべたい”など4曲を2回演奏してくれてラッキー。他に”あんたがたアフロ”、”りんごの唄(?)”、”グリーン・ティー・ファーム”など。”CAPE COD CHIPS”は矢野が歌詞をつけて歌っていた。「詞をつけるのが大変だった」と言っていた。”りんごの唄(?)”は正式名を覚えていないけど、途中で例の”りんごの唄”が出てくる。この楽譜を上原が矢野にFAXしたときに10枚もあることに矢野が驚いたそうだ。
矢野顕子のMCはおもしろかった。上原はほとんどしゃべらない。
矢野 「ひろみちゃん、そんなにたくさん弾いて疲れない?」
上原 「ピアノって楽しいですね!」...
上原は、右手でピアノの弦を押さえて、左手で低音のキーを使ってパーカッシブに弾いたりしていた。上原の場合、ピアノは打楽器に近い。
上原はピアノを弾くことが楽しくて仕方がないのだろう。そのエネルギーが観客に伝わってくる。CDもいいが、ライブはもっと凄い。
上原ひろみのような天才と同時代に生きて、生で演奏を聴くことができて満足だ。
上原ひろみを生で見て、自分も今日からピアノの練習を始めようと思ったのは、ここだけの話...
この模様は11/23にライヴ盤『Get Together ~LIVE IN TOKYO~』として発表される。また、この二人による通常のライブ・ツアー「今年は2人でさとがえるツアー」も12月9日から17日に全国で行われる。
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