2011年3月28日月曜日

あんずの花、スピッツ、羽生名人

あんずの花が咲いていました。もう春ですね。
私の大好きなスピッツの草野マサムネさんが、震災とその後の報道から精神的な障害まで発展してダウンしたそうです。orz。回復をお祈りします。
比較的鈍感なわたしでも、ここ2週間での連日のメディアによる原発と震災の報道にはストレスを感じたので、繊細な人には耐え難いものだったと想像されます。ツイッターやブログでも、不安や不満から、だれかを叩きたくてしょうがないという風潮が強いですね。私はツイッターのフォローを減らして以前よりも見ないようになりました。
そんななか、たまたま見かけたツイッターで将棋の羽生名人の言葉が引用されていました。
さすがですね。これは相場にも当てはまります。相場も全く同じことは繰り返されないと考えたほうがいいと思います。市場参加者は過去の出来事の記憶から将来を予測して行動を変えてくるからです。ヘッジファンド・マネージャーだったジョージ・ソロスの言う再帰性もそうですね。このことは工学や物理での予測と比べて相場や経済の予測の方がより難しい点です。だからこそ相場は面白いわけです。経済学でも表面的な変数の因果関係をモデル化するのではなくて、人間行動に根ざしたより深い構造をモデル化しようとする傾向が主流ですが、なかなかきれいな実証結果に繋がっていないのが現状だと思います。

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