2011年3月30日水曜日

上原ひろみ ヴォイス

上原ひろみファンを満足させる内容にはなっていると思う。ただ、最初の3枚のアルバムが強烈な印象だったため、ついつい聴くほうの期待も高くなり、ハードルが上がってしまうというもの。全体にパターン出尽くし感を感じてしまった。そんななか7曲目の「ヘイズ」が素晴らしい。上原のこれまでの曲のなかで最も美しい。それまでのパターン出尽くし感は「ヘイズ」の美しさを際立たせるためなのかと思えるほど。Simon Phillipsのドラムはドタドタとしていていまひとつ合っていない。
こんなこと書くとAmazonのレヴューのランキングがまた落ちるな。素晴らしいアルバムなのは間違いない。ファンのないものねだりということで。

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