2011年7月3日日曜日

「億を稼ぐトレーダーたち」はおもしろい

「億を稼ぐトレーダーたち」はおもしろいのでお薦めです。まだ3人分しか読んでいないのですが、買ってよかったと思いました。渡辺博文さんは本当は作家になりたいんですね。渡辺博文名義とは別に、相野誠次というペンネームで「機関投資家のウラをかけ!」という本も書かれているんですね。
個人投資家向けのセミナーで話をすると、聞きに来ている人は1時間くらいの話の間はほとんど寝ていて、最後に「注目銘柄は…」といったところで急に起きてメモするんですよね。私も何回か経験があります。そういう人はよく考えないでそういう銘柄を買うんでしょうね。証券会社やセミナー講師は儲かる銘柄を教えてくれればいい、という雰囲気で、なぜその銘柄がいいか悪いかと考えるのかという点には興味がないんでしょうね。まあ、宝くじを買う感覚で株を買うのですかね。
渡辺氏は、証券会社のアナリストが目先の利益予想に囚われていることにも批判的で、私も同感です。渡辺氏の経歴はかなり私と被っており、彼の考え方は非常に共感を覚えます。
この本からいくつか引用しようかなと思っていたら、この本の発行者の細田聖一氏がご自信のブログで紹介されているので、そちらをご覧下さい。
細田さんは土屋賢三さんとも古くからのお友達なのですね。
【追加ブログ】

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