ファースト・ガンダムの劇場版「ガンダム1・2・3」を見ながら、「ジオン軍の失敗」を読む、至福のとき。画像は、私が好きなシーンのひとつで、ザクが燃え尽きるのを横目に大気圏突入をするガンダム。もっとも私はファースト・ガンダムと「逆襲のシャア」しか見ていないので、それほどコアなガンダムファンではない。
虐げられた宇宙生活者の反乱だったジオンを見ていて、不当に評価が低い日本のクオンツとイメージが重なった。そこでツイッターで「立てよ!日本のフィナンシャル・エンジニアよ! ジーク・クオンツ!!」とつぶやいたところ結構な賛同をいただいた。そのように感じているのは私だけではないのだなと思った。
背景には、日本企業の経営におけるジェネラリストとスペシャリストの扱いや、高度技術を使った開発プロセスをどのように管理するかなど、さまざまな問題がからみあっている。
トップ・マネジメントが必ずしも最先端の技術を完全に理解する必要はないと思っている。会社の方向性を示せればいいという気もする。一方で差別化できる技術がないと結局他社と似たような商品しか出せなくて、マーケティングの些細な戦略など、本質からはずれた議論で終始してしまう。
若い優秀なクオンツや学生さんが正当に評価されるような社会に日本がなるように、微力ながら努力していきたい。
三菱UFJ投信の糸島さんという優秀なファンドマネジャーの方も、昇進していくとファンドマネジメントの本業よりもその他もろもろの雑務の比率が増えてきて、それが嫌で三菱UFJ投信を辞めたという。
日本の資産運用会社はいずれ米欧の資産運用会社と直接競合する。それなのに外国資産の運用を彼らに外部委託するなんて、ありえないでしょう!。敵に塩を送っている。何で自分達で運用しようとしないの。日本の資産運用会社で生き残れるところはあるの?グループ会社に商品売ってもらって生き延びる?
2 件のコメント:
日本の運用会社のほとんどは運用とは名ばかりの実質販売仲介会社です。
手数料が抜けさえすればその商品が何であれかまいません。哲学をもっていないからでしょうね。
にもかかわらず一流の運用会社を目指すとかトップがのたまっちゃったりするので目も当てられません。
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