2009年11月11日水曜日

丸の内 仲通り


丸の内 仲通りは日本で最もきれいなオフィス街の一つだと思う。写真だと分かりにくいが、街路樹がきちんと手入れされ、高級ブランド店がずらりと並んでいて少しニューヨークの5番街に似ている。先日まではハロウィーンのデコレーションが飾ってあった。全体にセンスがいい。三菱地所がそうとう努力しているのだと思う。遠くに見えるのが丸ビル。

昼飯を求めてここを歩いていると、オフコースのYES-YES-YESの一節を思い出す。

  君の嫌いな東京も 秋は素敵な街 ♪


ところどころにオブジェが置いてある。牛のオブジェもある。牛は角を上に突き上げることから、株式市場の上昇を象徴し、証券会社にとっては好ましいシンボルである。例えばメリルリンチのロゴはそのまま牛である。逆に熊は手を振り下ろすことから株価の下落を象徴する。株価の上昇、または株式市場に対して強気の見方をブル、逆をベアという。

修論は、順調に進んでいる。分析のやり方を把握できれば後はデータを入れ替えるだけでどんどん分析が進む。最初は異時点間ヘッジ需要がCampbellらの結果と違って直線になるので違和感があったが、リスク回避度の値を変えるたびに収束計算を再計算させないといけないことに気づいてからは、かれらと同じような曲線になった。今のところExcelで行列計算をしているが、EViewsかMatlabで合っているかどうか確認する必要がある。

日本の株式と債券でやると株式をショート、債券をロング、日本の債券と米国の株式、債券でやると米国株式をショート、日米の債券をロング、日米欧の債券でやると適度に各地域にアロケーションする結果となった。とりあえずCampbell, Chan , Viceiraの手法はこれでよしと・・・。

次はBrennan and Xiaのマルチンゲールによるアセットアロケーションに取り掛かる。イールドカーブなどからプライシング・カーネルをカルマンフィルタで推定してマルチンゲールを利用して最適投資比率を求めることになる。さて、うまくいくかどうか・・・。






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