2009年12月2日水曜日

クリスマス・イブ


××ゼミは、一日で修論をつき返されたそうだ。恐るべし××ゼミ。
オレの論文も当日の朝までかかって半分寝ながら書いて、読み返してすらいないので、ダメダメだろうなァ。
こんなはずではなかった。研究計画書を書いた頃のまっすぐな気持ちを思い出そう。
写真は大学院の向かいのビルのクリスマス・ツリー。もう12月だ。今年は本当に「あっ」と言う間だったな。
世界中のなかでオレが最も好きなミュージシャンは山下達郎で、最も好きな曲は「クリスマス・イブ」だ。最初に聞いたのは大学1年のときだった。当時達郎はNHK-FMでDJをやっていて、発売前のMelodiesの曲をオンエアして、それが最初だった。聴いてすぐに好きになった。JR東海のCMで人気が出る随分前だ。
あまりに好きなので、田舎に帰ったとき、風呂場で(当然、エコーを効かせるため)、ラジカセを2台使って、メトロノームとフォークギターで歌った自分の歌にピンポン録音で自分の歌を多重録音していって、間奏のパッヘルベルのカノンのコーラスを再現した。それで、そのテープを友人に聞かせて気色悪がられたものだ。
入社1年目のとき、偶然山下達郎のコンサートのチケットを手に入れたのだが、仕事のノルマ(当時の証券会社は厳しいノルマがあったんです)を達成できていなかったオレは、結局コンサートに行けなかった。今でも後悔している。
あるとき、山下達郎は自分の歌のことを「サラリーマンのための応援歌」だといっていた。
Led Zeppelinは「天国への階段」を演奏する前に「希望の歌だ(I think this is a song of hope)」と言うのだが、オレにとっては何千回聴いても飽きない「クリスマス・イブ」は”希望の歌”だ。

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